日本人の宗教観を食を通じて説明しています。
 私自身は、日本人の四季や風土から説明をしていましたが、食からの説明も判りやすかったので私も今後採用です。
 和魂カウンセラー養成講座であったり、和魂セミナーでのお話のタイミングで説明に使うということです。

 「クリスマスと正月が同居する日本」に世界の宗教家が注目! 寛容の精神に見る、宗教の本質とはにて文字の書き起こしもいただいています。動画を観る時間が無いかなと思う方は、こちらの文書で軽く通して見ると動画も見たくなるはず・・・。感謝。

 以下、私の解釈で説明します。

 洋食ではメインディッシュという考え方があります。和食には無い。それぞれがメインになりうる食の出し方をします。それが日本の考え。
 八百万の神々には、差がないのです。特徴の違いはあります。個性の違いはありますが、それは、その専門性の中でのメインディッシュ。

 3分前後に話している
 Believe in something(believe something) でなく、Respect for something or Respect for others(worship something) or (I respect the others)と言っています。

 何かを信じて(何かを信じて)でなく、他人のために何かまたは尊重の尊重(礼拝何か)または(私は他の人を尊重する)と翻訳されました。

 日本人は他者との関係で、自身が存在するという考え持っている。他者を尊重することで自分が尊重される。と私は捉えました。

 日本に入ってきた「仏教は」、「日本の仏教」になる。
 また、インドから入ってきた「カレー」は、「日本のカレー」になる。
 これもとてもわかり易かったです。

 この動画を通じて伝えたいことは、宗教は違ってもお互いに認め合うことですよね。と他の宗教家に苦言を優しく提言していると思います。そして世界の宗教化が日本の宗教観に期待していると締めていただけていることが素晴らしいことだと感じました。感謝。

 続きは御覧ください。

松山大耕
--引用--
Buddhist Priest
 世界では、さまざまな信念や宗教がますます細分化し分断されて、万華鏡と化している。我々の生きている間に、平和は訪れないのではとつい考えてしまう。だが、本当に世界は我々が思うほどに分裂しているのだろうか。京都の大本山妙心寺にある退蔵院の松山大耕作副住職は、相反する世界を一つにする強力な方法として、異教徒間の直接の対話が有効であると考える。また、自分自身の宗教や信念に対してだけではなく、他宗教に対する寛容性の大切さを唱える。
彼は、「世間から一線を画し、瞑想する」という僧侶の典型的なイメージとは程遠く、精力的に日本の禅宗の教えを世界に伝える。2008年のG8サミットシェルパ会議の主催を皮切りに、政府観光庁「Visit Japan大使」および「京都観光おもてなし大使」に任命され、禅宗を代表してのヴァチカン訪問やルクセンブルクでの諸宗教間駅伝に参加した。また、今年冬には、京都で宗教者交流駅伝を主催しただけでなく、世界経済フォーラム(ダボス会議)にも出席し、宗教の垣根を越えた交流と活動を行なっている。
 松山副住職は、日本と海外に向けて、平和構築へ向けての対話の重要性を唱える。
--ここまで--