中学生の頃

1.お弁当は手作り

1年生に入って3カ月ほどかな、給食が無く、自分でお弁当を毎日作って持って行った記憶があります。
朝、母が作ってくれた適当な食材を入れたり、冷凍食品など自分で作りました。
そのお弁当を食べるのが、恥ずかしかった記憶があります。

2.箸の持ち方

倫理の先生に生徒全員が箸を持つように指示があり、君の箸の持ち方は間違っていると言われました
これには反論があります。箸の持ち方を教えてくれる家では無かったからです。
我が家では教育と言うものがありませんでした。家族との団らんもあり得なかったし、対話も成り立たないどころか、私人生の転機転機にまったく家族が関わらない状態でした。それは、父も母も生きて行くのに必死だったと言うのがあると思います。なので、私は悪くない。
このような一方的な指導には強烈な拒否反応を示すようになった体験の一つです。

3.美術部と電気部に入る

美術クラブ(水曜日だけ)に入っていて水彩画の絵を褒められました。
細かな枝や瓦を一枚一枚書いていたこと。丁寧であったことがその理由でした。

また、電気にも興味があり、電気部に入りました。
別に何をしていたわけでもなくテレビやラジオを分解してたぐらいかな?
ただ、オームの法則を先輩から教えてもらったり、初めて上下関係を学んだ場かと思います。

4.高校進学の時、定時制を勧められる

先生に私だけ呼び出されて、夜間高校に行くかと聞かれてショックを受けたことがあります。
学校には、生活保護を受けている家であることが伝わっていたのでそのような指導をしたのでしょう。
その時に母親が一緒に居たのかは不明です。
結果、自宅から歩いても行ける就職にも有利な工業高校の電気科に入ると決めました。