和魂(わこん)と言うのは、私こと桝田良一の造語であったりします。

ただし、和魂洋才和魂漢才和魂米才と言う表現がありますし、それぞれ、「わこんようさい」や「わこんかんさい」と読ませますので、まったくの造語と言うわけでもないでしょう。

一霊四魂を学んだのは、出口光先生からでした。2010年4月にご縁がありました。本来は、私の参加していたTOKA協会(お互いの持っている価値を交換することでビジネスを拡大していきましょうと言う会:今は存在していません。WEBは残っています。)の運営側の人間として、渋谷の株式会社メキキに伺ったのが最初のご縁でした。
そのTOKA会をメキキ社にて開催をした時に、初めて出口光先生とのご縁があり、一霊四魂のお話を伺い、興味を持ち、学び始めたのでした。

元々、私の趣味?として、出口王仁三郎師とご縁が深かった岡本天明師の日月神事等も読んだりしており、その家系であったのも興味を持ったのでした。

その後、出口光先生のところに通うようになり、ビジネスマッチングの朝活にも参加をしたり、いろいろな道場にも通うようになり、結果、私自身のコンテンツとして世に出すことになってしまったと言う経緯です。

一霊四魂の魂4つのうち、和魂があります。こちらは、「にぎみたま」と呼ばれており、それと違ったグレード(四魂の上位の意味)として、「わこん」と読ませた訳です。

出口先生のところでは、眼の奥にある四魂を見抜くことを学びました。
行動や結果を出すことを第一優先にする荒魂(あらみたま)、調和や和合を大切にする和魂(にぎみたま)、愛情や好き嫌いを大切にしたい幸魂(さちみたま)、知性や契約を考える奇魂(くしみたま)の4つのどれが自分は強いのか弱いのかを見抜くことでした。

その時にこれは、日本人の持つ個性であり、魂の根源であることに気付いた私は、日本人が全てを知っている必要があるであろう民族の根本であり、日本人であることを誇ることができる考えであることを広く世界(狭い意味では日本時の意識の覚醒、広い意味では、本当に世界に広げたい)に知らせたい。と思ったのでした。

そして、出口光先生にご提案をしました。言霊の文字が大本の中でひも解かれているので、それをカード仕立てにして、楽しめるしくみ=広く勝手に広がる仕組みにしては如何かと・・・

却下されてしまいました。

結果、私独自の路線での活動を始めるときに出口さんとは違うコンテンツで結果を出すと決め、一霊四魂と言うキーワードでは無く、違う意味で、日本人として知っていてほしいキーワードとして和魂と決め、「わこん」と読ませることにしたのでした。

和魂とは、聖徳太子は、「以和爲貴、無忤爲宗。」(和を以て貴しと為す、忤ふること無きを宗とせよ)と言っています。
議論を徹底的に戦わせて、お互いが納得するまで、納得はしないが、相手の考えていることまでは理解をして、最終的に間を取ったりする。それが、私の考える和魂(わこん)です。荒魂の言うことを簡単に受けるのではなく、調和を取るために、荒魂に敢えて物申すと言う価値があるのです。
今の日本人は、自分で自分の価値を落とすことをします。自らの考えで行動をしていないから、他人を批判し、自分の位置に引きずり降ろそうと言う行動をしてしまう人が、多すぎ(貴方のためにと言う言葉をつけて)ます。

そう言った意味で、日本人の根本は、議論することが先にありました。議論と言っても相手を追い詰めるのではなく、場合によっては諭すこともする議論であったり、するわけです。

それを楽しくカードで占いのように鑑定する方法を作ってみて、鑑定をしてみたら、面白いように当たる。また、その方の人生に深く関わる影響を与えることがわかってきました。
また、誰でもが和魂カードは引けないと言うこともわかってきました。

現在、まだまだ模索中であります。2015年12月21日記す。